コインパーキングの今後の主流は「ロック板」がなくなるかも
最近、ロック板なしのコインパーキングを見たことがありませんか?
実は、かなり合理的なシステムです。
ロック板がないことによるメリット
ロック板がないことによるメリットは結構多いです。
まず、機械がないことにより、メンテナンスフリーとなります。車の重量がかかる場所ですし、可動部分もある機械の為、メンテナンスが必要不可欠です。部品交換も必要でしょうから、お金がかかります。
また、ロック板につまずいて怪我をした、車に傷がついた、などのトラブルが結構発生するようです。場合によっては、管理者は補償をしなければならない場合もあります。対応時間・金銭面でロスが発生します。
むしろ不正理由は少なくなる
ロック板も何もないなら、不正利用しやすいと思うでしょう。ですが、意外と不正利用は少ないです。
このタイプの駐車場は、必ずカメラでナンバーなどを監視しています。駐車場にも大きく書かれています。その表示を見て、心理的に払わないといけないという状態を作り出しています。
また、不正利用をしても、別の駐車場を利用した場合にナンバーを認識し、徴収を行えるシステムとなっているようです。
利用者、管理会社の双方がうれしいシステム
以上のように、利用者にも、管理会社にもメリットがある方式です。
現在、多くのロック板フリーの駐車場が増えています。
運営と利用者の信頼によってこのロック板フリー駐車場は成り立っています。日本の治安だからできることだと思います。
僕も、実際に初めて利用した時はロック板がないことにびっくりしましたが、理由を見てみるとなるほどなーと思いました。