またCPUの脆弱性が追加で7件発見された模様
CPUの脆弱性がまた見つかった!!もうCPUは待たずに買ってもよい。
今年の初め頃にIntel製のCPUに脆弱性があると話題になりましたね。
そのあとも何件も何件も関連脆弱性が報告されて、今回もまた7件の脆弱性が報告されました。
[1811.05441] A Systematic Evaluation of Transient Execution Attacks and Defenses
「AMD」「Intel」「ARM」プロセッサが対象
今回発表された文章では、「AMD」「Intel」「Arm」プロセッサが対象になっています。
我々が使用しているPCのほぼ100%に近い割合で該当するわけです。
攻撃難易度が激むずなので、実例無し
今回発表された脆弱性もそうですが、論文レベルでは発表されていますが、実際に攻撃に使用された実例はないです。
CPUの内部を読み取るという高難度のテクニックが必要だからです。
脆弱性問題があるから買い控えは間違っている?
IntelのCPUは脆弱性があるから今は買い換えないというのは理由にはなりません。
というのも、上記にも記した通り、攻撃が行われる可能性はほぼないのですから。
ただ、間接的には問題があります。パッチの存在です。
今回の投機的実行に関する脆弱性はパッチで回避可能とのことで、各社パッチを配布しています。そのパッチのせいでCPUの性能がごくわずかに下がるというデータも出ています。
ただ、これもごくわずかという点に関して目をつむれば問題にはならないでしょう。